« No.311 山の中で待ちぼうけ | トップページ | No.313 Googleストリートビュー改善 »

No.312 映画「ひぐらしのなく頃に誓」感想

私は「よく出来ていた&面白かった」派です(挨拶)

ども、KOMOです。

090511higu たびたび紹介している「ひぐらしのく頃に」実写映画第2弾「ひぐらしのなく頃に 誓」を観て来ました。

※チケットと一緒に映っているのは、前売り特典の絵馬型の鈴です。

GW中は外出やら車のトラブルやら(^^;で、映画館に行けずじまい。

で、5/10に見てきたわけですが、夕方以降の回で見ようと思っていたら、近郊の映画館は軒並み5/8で上映終了。

梅田ブルク7では朝の1回限りの上映だけになってしまっていた。それも5/14で終了のようです。

ゆっくりしていたらごらんの有様だよ。

あれれ~?観客動員数が思うように伸びなかったのか。

面白くないのかなぁ?と一抹の不安が。まぁでも1ヶ月近くは上映してたのか。

前作の映画が予想以上に儲かったからかは分かりませんが、今回は上映館を増やしすぎ&宣伝をしすぎ(広告費掛けすぎ)だったと思います。

おそらくコアファンしか見に行かなかったので、前作以上の観客は来なかったんじゃないのかなぁ?

さて、感想を書き連ねようと思いますが、原作ゲームやアニメ、マンガなどで「ひぐらし」を知らない人は感想なんか読んでも面白くないと思います。(興味ある人だけ続きを読んでね)

さて、

まず率直な感想として、出演者たちの演技が巧くなっているなと感じました

学芸会っぽいというところもまだまだ残っていますが、表情やセリフの抑揚や動作は巧くなってました。

監督さんもインタビューの中で「前作で確信を持って選んだフレッシュな俳優たちですが、今回は5人ともに俳優として成長した姿を確認することができました。」とおっしゃっています。

それに、前作にもましてよく出来ていました。

当然ながら描写していないことが多々ありますが、はしょりすぎなく詰め込みすぎなく、まぁ及第点でしょう。

実写映画「デビルマン」がアニメの実写化で失敗した最低ラインだとすると、ン十倍すばらしいですよ。

では以下、感想を列挙します。

・前作のラストに出てきた「羽入」は出てきませんでしたね。
祭具殿の前で富竹さんが鷹野さんの写真を撮ったときに、サブリミナル的か一瞬映るとか、現像した写真にでも写っているのかとも思いましたが、特に無かったですね。ちょっと残念。

・なぜか大石刑事役の人が替わってますね。なんでかな?大石さんの性格付けを変えたため、あえてキャスト変更にしたのでしょうか?

ビジュアル的にはずいぶん前作とも原作とも違いますが、大石刑事らしい(?)狡猾さ、食えない奴、っていう雰囲気は出ていましたね。

・レナちゃんが隠れ家にしている廃車が替わってますね。
単に前回は続編の予定が無かったので処分してしまったのかとも思いましたが、もしかしたらパラレルワールドとなっている今回の世界を表現する手かもしれませんね。

原作を知らない観客に、前回の続きのようで違う世界(第一、前作では最後で主要人物が死んじゃいますからね)、を勘付かせるためかも。

そういやなんで本名が礼奈(れいな)なのに、「レナ」と名乗っているのかの説明が無かったですね。

・些細な点ですが気になったのが、圭一君と魅音(みおん)ちゃんが一緒にお祭りの景品の買出しに行ったのに、圭一が景品の箱の中身を知らなかったというシーン。

箱に包装紙が巻かれてなかったり不自然ぽいところがあったけど、もしかしたら魅音ちゃんの親戚のおもちゃ屋で取り置きしてもらっていたものを取りに行っただけかもしれません。(まぁ親戚のおもちゃ屋については劇中では触れてなかったけど)

・3作目があるのかどうか分かりませんがその布石?と感じたのが、圭一君と魅音(みおん)ちゃんが教室で話すシーンと屋根のシーン。

悟志君のことについてちょっと口振りというか表情が替わりますね。そしてわざわざ髪をほどくシーンがあったのは、もしかしたら双子の姉の詩音(しおん)の方だという暗喩だったのかなぁ?(原作ではたびたび姉妹が入れ替わってる)

屋根の上で圭一君と魅音ちゃんが話すシーンでも感じましたが、うーん、魅音っぽくない?もしかして詩音が入れ替わっているっぽい感じ。

・梨花ちゃんの正体(?)をそれとなく表現していました。原作を知らなくても、梨花ちゃんが圭一君の前作の記憶が戻ったことに気づくシーンで、なぜ梨花ちゃんだけがそのことを知っているのかに、勘のいい人は気づくんじゃないかな。

それとレナちゃんとの最後のやりとりの「鉈女」発言のシーンで、梨花ちゃんの表情や口振りが変わったので、何かウラがあるな、というのを演出していました。

・レナちゃんが学校に篭城するわけですが、そこに至るプロセスがちょっと浅いなぁ。

尺の関係で描いていない部分が多いので、ちょっと短絡的に篭城してしまった感じが拭えない。

・屋根の上でのレナちゃんと圭一君の死闘はよく出来ていて感心しました。カメラワークもよかったし、あんな場所でよく演技してました。役者が実際にやっており、けっこう怪我したようです。

・死闘の結末が原作とは違っていますが、実写でやる分にはこのあたりが落としどころじゃないかなと思います。現実としての時間の流れや展開はやはりゲームやアニメ通りにすると不具合が出てきますから。

・最後は雛見沢大災害によって村が全滅しちゃうんですが、いきなりなんで「???」かもしれません。

でも、ラストの鷹野さんの笑い声と、まだ正体不明の小此木造園の人たちが不気味に表現されていたので、観客に後で想像させるようになってますね。

鷹野さんについては前作のラストでも、ネタばれさせていましたし。

・そういや前作での謎の部分についても一応は説明されてますね。直接的な謎の解明はしていますが、根本的な原因である「疑心暗鬼による」ものである、という解説ははっきりとは明示していませんね。

・1作目では圭一が、2作目ではレナが、それぞれ疑心暗鬼によって仲間を信じられなくなりその結果、物語の展開が2作品で大きく変わっていくわけですが、こういうのは原作同様、2作品を比べて自分で考えてみる、というスタンスを取っているのかも。

・ずいぶんと議論を交えて脚本が出来ただけあって、尺の短い映画としてはうまく原作をまとめたと感じました。

感想を書いているブログを見ても、全く原作を知らない人が感想を書いているのが多いので、そういう点では作品の裾を広げることは出来たようです。

ただし「良かった」と「悪かった」と意見が真っ二つですね(^^;

<参考リンク>

映画「ひぐらしのなく頃に 誓」公式サイト
http://higurashi-movie.com/

INTRO | 『ひぐらしのなく頃に 誓』
http://intro.ne.jp/contents/2009/04/12_1029.html

『ひぐらしのなく頃に誓』原作者 竜騎士07先生インタビュー 1
http://www.animeanime.jp/interview/higurashi1.html

実写映画「ひぐらしのなく頃に 誓」感想
http://moso.chu.jp/archives/2009_04_000039.php

映画「ひぐらしのなく頃に 誓」 感想その1
http://bosononatsu.blog99.fc2.com/blog-entry-339.html

Re-blind―実写劇場版 ひぐらしのなく頃に誓 感想
http://blind.blog.shinobi.jp/Entry/364/

|

« No.311 山の中で待ちぼうけ | トップページ | No.313 Googleストリートビュー改善 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/120305/44981136

この記事へのトラックバック一覧です: No.312 映画「ひぐらしのなく頃に誓」感想:

« No.311 山の中で待ちぼうけ | トップページ | No.313 Googleストリートビュー改善 »