No.354 戦慄迷宮3D
素材をどう立体に料理するか、それが課題だ(挨拶)
ども、KOMOです。
最近3D映画が増えてきました。
私が最近見たのでは、ベオウルフ、WALL・E(ウォーリー)、モンスターVSエイリアンぐらいですが、続々と3D映画が公開されています。
今年は3D映画元年ともいわれ、大本命のジェームズ・キャメロン監督の「アバター」が12月に公開されます。
さて、3D好きな私としましては、日本勢にも頑張って欲しいところですので、「呪怨」で一躍有名になった清水崇監督の最新作「戦慄迷宮3D」に期待を込めて劇場に足を運びました。
3D映画は各種割引が効かず、2000円という料金がちょっとネック。20時以降の上映でもレイトショー料金は適用されないのが残念。
さて、いろんな3D映画がCGなのにたいして、この戦慄迷宮3Dは実写映画です。
で、率直な感想ですが、ストーリーそのものは良くも悪くも「清水崇テイスト」全開です。
しかし、スプラッターな描写による直接的な恐怖はありません。
迷い込んだお化け屋敷のなかで右往左往する主人公たちと一緒にハラハラドキドキ、というのがコンセプトとなっているようです。
ちょっとこのあたりのウケがあまりよろしくないようですね。
たしかに奥行き感などの演出は感じられましたが、正直なところ「わざわざ立体映画にする必要があったのか?」と疑問が残りました。
新技術によってスクリーンから飛び出て目の前に展開される立体空間をどう扱うのか、というのが一番の課題ではないでしょうか?
一昔前(どころじゃないですね)の「ジョーズ3D」(1983公開)で劇場内で観客がキャーキャーワーワー言った時代はとうに過ぎてしまい、新たな表現方法が求められてくるでしょう。
その点で言えば、ストーリーとしては敢えて思い切ったことはせず清水崇節だったのですが、新たな恐怖の表現方法としてはまだまだ全然ダメだったなぁと感じました。
主演の柳楽優弥君の復帰作ということで一部で注目されていたようですが(何があったのかはご自分でググってください)、「なんだか普通のオッサンに成り果てていてショック」というのが大方の評判のようです(^^;
さてさて、実写ではムリなことがCG技術で可能になり、その結果、人類が滅ぶぐらいの大仕掛け映画ばかりになってしまった昨今、立体映画が増えてくるのは嬉しいですが、粗製乱造になることがないように願うばかりです。
<参考リンク>
映画『戦慄迷宮3D』オフィシャルサイト
http://3d-shock.asmik-ace.co.jp/
日本初の長編3D映画『戦慄迷宮3D』撮影現場初公開!
- シネマトゥデイ
http://www.cinematoday.jp/page/N0018403
「3D新時代」が到来 ハリウッド映画の完成度と2つの映像技術
デジタル家電&エンタメ-最新ニュース:IT-PLUS
http://it.nikkei.co.jp/digital/news/index.aspx?n=MMITxw000016122008&cp=1
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